中秋の名月 [Nature]
旧暦、八月の十五夜。
ほんとは、明日4日の方が満月に近いようですが。
今日の関東はかなり天候が不順でした。
すぐに曇ってしまって今夜はもう見えそうにありません。
ウチの近所の川原付近では、葦にかなりその場を奪われて、
薄もだいぶ減ってきてしまいました。
講習会 [Nature]
これほど充実した3連休も久々だった。
しかも、こんな環境の中での実習。シアワセになれるね。
あ、でもカゼ引いたかも・・・^^;
再び、奥多摩へ [Nature]
どんな塩梅かな・・・といつものフィールドへ。
カジカ時雨も無くちょっと寂しい川でした。
例の水たまりもヤマアカオタマとアカハラオタマがちらほら程度。
そんなところへちびヤマカガシが鮮やかににょろ~ん。
昨年モリアオの卵塊を見つけた、岸壁に隠れた小さな水たまり。
今年はどうかと覗き込んだら煙草の吸い殻・・・これじゃぁな。
モリアオたちよごめんね、もうココはやめておきなさい。
視線の低いウチのちびが山道で見つけたちびクワガタ。
20mm弱のこいつは、ちびだからコクワガタ?子クワガタ?スジクワガタ?
諸先生方、ご教示くださいませ。
立ち寄った和食屋で帰りに店の方に頂いた!
とーちゃん幼少の頃、図鑑でしか見たことが無い憧れのミヤマクワガタ。
50mmと小ぶりだけど、不覚にも子ども以上に眼を輝かせていたのはバレていたろうか?
フィールディング [Nature]
結局昨年は5回も通ってしまった、必ず何かを与えてくれる奥多摩へ、今年も出かけた。
いつもの水たまり。沈んだ枯葉をつついて見たら、
いきなり顔を出した、ヤマアカガエル。
大小2頭を確認。早春の恋の余韻にひたっていたのか?
次に底の方でユラ~っと動く影。
アカハライモリは真っ最中だと思ったけど、この雄の尻尾に婚姻色は出ていない。
まだ「ソデフレン」?
他の水たまりでは、ヤマアカオタマが元気よく泳いでいたが、
モリアオは、まだのようだった。
あるニホンジカのこと [Nature]
毎年、年越しは丹沢のとある山小屋で過ごすことにしている。
ご来光を拝むとか、健康祈願とか、そんな殊勝な事では無いばかりか
子供たちと奥さんを実家に帰し、1年ぶりの小屋仲間とオダをあげるために。
そこに10年程前から1頭のニホンジカが参加するようになった。
登山者からの残飯を期待してか、この野生動物は人を見かけると
逃げ出すどころか後を付いてくる。
コイツは他のシカがあまり入って来ない事を良いことに、かなり広範囲に渡って
付近一帯の登山道を活動場所としていて、あちこちで異なる名前を
付けられているようだった。(ここでは、ミューと呼ばれていた)
人がいるうちは、愛想をふりまき(・・・といっても尻尾を振る訳でもなくただいるだけ)
食物をねだり、みんなが小屋に入ってしまうと、小屋の前に座り込み、待つ。
・・・じっと待つ。・・・・・・ひたすら待つ。
時々鼻を鳴らしては、控えめにその存在を主張しながら。
かと思えばプイッといなくなる。ヤツも野生に帰ったか・・・ではなく、
おおかた他の小屋を巡回しているようなんだな、これが。
ところが昨年は、その姿をとうとう見せなかった。
一昨年は吹雪の中、真っ白くなりながらも来ていたのだが・・・。
現在、丹沢ではブナなどの立ち枯れが深刻化している。
酸性雨などの大気汚染や、我々登山者の立ち入りに加え、
ニホンジカの採食による被害もその原因とされている。
一方、各地で(人間を除き)悪者にされているシカの個体群も
ここでは衰退している事も事実で、特に冬期の栄養状態が著しく悪く、
餓死個体が増加しているという。
ミューが来なくなったのは、単なる気紛れか、どこかで行き倒れたか、
はたまた管理保護という名の駆除か、私には知る術がない。
今年の冬には、またひょっこり来るかもしれないし・・・。
栂池自然園 行って来た [Nature]
以前、大雪渓から白馬岳、小蓮華山、白馬大池を縦走し、
下山したのが栂池自然園だった。
当時は、バスで白馬駅まで出るのが一般的だったので、
ロッヂのビールを横目で見つつ、雨にたたかれバス停まで走った記憶が蘇る。
旅する蝶 浅葱斑
銀竜草 別名ユウレイタケ 葉緑素を持たない腐生植物
モウセン池
休んでいると、あちらこちらからモリアオガエルの鳴き声が。
白馬大池(標高2,420m)のモリアオは有名だけど、ここ(標高2,000m)にも
やっぱりいたんですねぇ。
ナントカサンショウウオ(^^;の卵嚢
途中にあったミズバショウ群生地
季節はずれで誰も行かないので、へそ曲がりの私はここは狙い目と行きました。
いたいた、ヤマアカオタマとヒキオタマ。
モリアオといい、下界とはタイムラグがあり、お得感満載でした。
田んぼで見たもの [Nature]
近所の田んぼへ行って来た。
懸念していたとおり、中干しが行われていて、干上がった田んぼには、
カエルの姿どころか鳴き声さえも消えていた。
畦横のU字溝。落ちている石をどけると、ほんの少しの水を求めて、
おびただしい数のトウキョウダルマガエルのオタマと、ドジョウの仔が、うごめいている。
いや、もがいていたのか。
稲の生育の為に現在では中干しが不可欠のようで、
この時期、田んぼで成育中の生き物たちは、大打撃を受けてしまう。
田んぼは、ビオトープではない。
理解しながらも、何も出来ずに複雑な気分で帰って来た。
その後の夕立に儚い望みを託して。
ヒゲ4対 絶滅危惧IB類[環境省RDB]のホトケドジョウ?
梅雨真っ最中 [Nature]
どよ~んとした空から時折強く雨が降る。
でも日本のカエルにとって最も幸せな時期かもしれません。
こんな日は、自称ケロリストの私も、何かソワソワ。イイコト有りそうな予感。
早朝から雨の中、魔女の棲むという奥多摩へとひた走る。目的が3つありました。
以前採取したヤマアカオタマ。カエルになって餌取りも巧くなったので産地に返しに行く。
以前採取したニホンイモリ。不覚にも雌2頭・・・が原因かどうかは解らないけど、食事時は大ゲンカ。
餌をパクつく1頭の、頭をパクつくもう1頭。・・・なので1頭お返しし、あわよくば雄をゲット。
モリアオオタマがいい塩梅らしい。←カエル仲間情報m(__)m
予感が当たり、感動の瞬間。
モリアオの卵塊が明け方の雨で溶け出したらしく、まさに滴り落ちている最中に出くわしました。
ココはそっとしておいて、フト隣の水たまりを見ると・・・なんかいる。
オタマにしてはすばしっこい。
川の崖っぷちなので、派手な動きが出来ないながらもなんとかすくいあげた。
おぉっ!野生のウーパールーパーかっ!?
実はモリアオの天敵、ニホンイモリのオタマ。(・・・って言うのか?)まさに危険と隣り合わせ。
でも仕草がなかなかカワユイ。
・・・んで、モリアオのオタマです。ひとつの水たまりではヤマアカオタマと同居してました。
(ヤマアカオタマ、こんな時期でもいるのですね~)